人生には虫歯にかかりやすい時期が3度あります。
最初は乳歯がはえる時期、次に永久歯がはえる時期、そして最後が中高年時期。
最初の2つが虫歯の表面(エナメル質)にみられるのに対し、中高年の虫歯は歯の根元(象牙質)に多くみられます。
これは年とともに歯周病が進み、歯茎が下がって象牙質が露出してしまうためです。露出した象牙質は虫歯になりやすい場所です。
象牙質は硬いエナメル質と違って酸に弱くて溶けやすいという性質があるからです。
この歯肉が下がるという現象を食い止めるためにも歯周病予防がとても大事になってきます。
又、歳をとると唾液の分泌が減少してくることも虫歯の出来やすくなる原因のひとつになります。